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ステルスマーケティングについて考えてみた

この記事は5年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

空前絶後のブームと言っても過言では無い、ステルスマーケティング。
いやー流行ってますねー。
なんかもう、やってないほうが恥ずかしいのかな?って思っちゃうくらい流行ってますねー。
やったらやったで、ものすごい叩かれちゃうんですが、法律的にはグレーというか、明確に裁く手段は無いみたいなんですよね。

しかし、なーんか釈然としない思いがあったので、少し素人なりに調べてみました。
Wikipediaべんり。

さて、まずはそのものの意味から。

ステルスマーケティング – Wikipedia

「消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること」
ふむ。

じゃあ何がダメとされてるのか。

ステルスマーケティングは、自身の身元や宣伝が目的であることを隠して行われるため、消費者をだます側面を持ち、また『サクラ』や『やらせ』との線引きが困難であるため、一部諸外国では法により規制されている。

つまり、「人を騙す」からいけません、と。
そういうわけですね。

ちなみに「サクラ」や「やらせ」はどうなんだろうか。

まずは「サクラ」から。

サクラを使い、顧客に価値判断を誤らせて商品を販売すると、詐欺罪が成立するというのが確立した判例である。
サクラ (おとり) – Wikipedia

やったら捕まります。
詐欺になるんですね。へー。

じゃあ次。「やらせ」。

やらせには倫理的な問題のみならず犯罪行為にまでエスカレートすることが多いため、やらせを行うことで社会的な評価は著しく下がる傾向にある。
やらせ – Wikipedia

…なぜか現状では、法律に触れないらしい…?
マスゴミが広く大衆を騙すという行為は、素人の僕が考える限り、サクラより質が悪いと思うんですけど、法律上はそうでもないみたいです。
これは今回の話から脱線するので、まぁいいや。

じゃあ、ステルスマーケティングってどうなのさ、と。

「顧客に価値判断を誤らせて商品を販売」という点においては、サクラと同じで詐欺罪が成立しちゃうんじゃないかと思うんですが、まだはっきりした判例は無いみたいですね。

そういう意味で言えば、○○円で食べログ某口コミグルメサイトの評価を上げます!みたいな商売って完全にアウトですよねえ。
それに乗っかる店主もアウトですよねえ。
うーん…

こうやって考えると、ステルスマーケティングってそのもの自体グレーっていうかもう真っ黒。
弁解の余地が無いくらい法的にアウト。
って気がするのですが。

しかし、なんかまだ違和感があるんだよなぁ…

「顧客に価値判断を誤らせて商品を販売」って一文を、ハイパープラス思考で置き換えてみると、「顧客に与える商品価値の印象を上げて商品を販売」って無理やり言えちゃうんじゃないかなと。

つまりね、それって広告ってものの本質なんじゃないの?ってこと。

ヨーゼフ・ゲッベルスの手法を思い出すまでもなく、広告なんて捉え方によっては「人を騙す」ことに他ならないわけで。

たぶんなんとなく釈然としないのはその「捉え方」の基準が曖昧だってこと。

一つの基準になるのは、商品価値の印象を上げるために説明する文言(=コピー)の「根拠」。

これがしっかりしてりゃ、顧客だって文句は言わない。
うん、そっかーそれなら買うわーってなる。たぶん。

でもそれってサクラとしてやったらアウトなんですよ。

なんでかって、立場を偽っているから。
僕は売るほうの人間じゃなくて、あなたたちと同じ、買うほうの人間なんですよーって。

それ以外、サクラがダメな理由が見当たらない。
だって、納得出来る根拠があって、買って下さいよーって言うだけなら、普通の広告だもん。

じゃあステルスマーケティングはどうよ、と。

これもやっぱりサクラと同じで、立場を偽ってるよね。
お金もらって記事書きました、食べログの評価上げました、って、それは立派に広報活動という名目のお仕事ですよね。

…やっぱこれ、アウトだろ(;´Д`)

あとで、「いやいや、僕は最初から宣伝目的でブログ記事を書いていたんですよ」って言っても、「いやいや、僕は最初から購入する客であって、サクラじゃないんですよ」って言ってるのと同じで、ちょちょいと事実確認されて、あっさりお縄になっちゃうんじゃないかしら。

なんでモノゴトの本質が同じなのに、片方がグレーなのか理解に苦しむ今日この頃。

だらだら長い文章になっちゃいましたけども、まだ釈然としない。
何となくひっかかりがあって、うまく言葉に出来ないなぁ。

もう少し考えてみます。
広告って難しいね。

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