QUOIT Blog

Webデザイナのための、プログラミングのススメ

この記事は5年以上前の記事です。情報が古い場合がありますのでお気を付け下さい。

よく、「プログラミング出来るなんてすごいねー!」と言われますが、言われるたびに「全然すごくないですよ」と言ってしまい、「すごいって言ってるんだから余計な謙遜しなきゃいいのに…」みたいな微妙な空気になることがあります。

まぁそもそも僕がプログラマとしてそんなにすごくないというのはありますが、気にしない方向で…

なんで「すごい」「すごくない」の感覚はこんなにも違うのか。

 

プログラミングは魔法ではない

これを言われるのって、勉強出来る人が「勉強出来てすごいねー!」と言われるのと同じ構造です。

勉強が出来る人は何故すごくないと思うか? 勉強したからです。

やったんだから出来るのは当たり前です。

それなのに「すごい」と言われるのは、マニュアルに書いてある通りに刺身にタンポポを乗せてたら「君はタンポポ乗せの才能があるね!どう?うちにこない?」って突然言われるくらいの違和感があるわけです。

嘘です。言い過ぎました。

しかし、ここで強く言っておきますがプログラミングのコードは呪文ではありません。

あるルールに従って書かれた文字の羅列です。

分かってる人にはそりゃそうだろ、っていうことですが…

ではなぜ、「プログラミングはすごい」という感覚が生まれるのか。

 

辞書があれば英語を読める?

僕は、英語の勉強が好きでした。

そこまで成績が良いわけではなかったですが、長文を読むことにも抵抗はあまりありませんでした。

長文と言っても、和英辞書があれば、正確じゃなくても何とか読めます。

もしかしたら、大事なのはこの感覚なのかもしれないと思います。

英語もPHPも、ルールに従って書かれた文章です。

基本的ないくつかのルールを覚えてしまえば、あとは単語を調べるだけで済みます。

英語なら辞書があればいいですし、PHPならほとんどの場合関数リファレンスを見れば良いだけです。

スラスラ読めたらカッコイイかもしれませんが、どんくさくても辞書を片手に読み解くことは、忍耐力があれば出来ることだと思います。

それなのに、挫折する人が多いのは何故でしょうか?

 

覚えることが多い…ように見える

感覚値ですが、「基本的ないくつかのルール」を覚えるのに挫折する人は意外と少ないです。

ただ、「基本的ないくつかのルールを覚えること」と「単語を覚えること」を混同して挫折する人は多いです。

「こんなに覚えることがあるのか…」と思った瞬間に、やる気が失われてしまうのです。

英語もプログラミングも、同じ傾向にあると思います。

 

こういう理由ですから、プログラミングを覚えるのは大変なことじゃないですよ

…っていうまとめになるわけですが、何故今回、この文章を書くに至ったかを書いておきます。

端的に言えば、WebデザイナはjQueryを学んだほうが良いと感じているからです。

jQueryと一口に言っても様々なことが可能です。

学ぶなら、主に表示系のインターフェースに関わる部分を学ぶのが良いと思います。

要素の表示/非表示、アニメーションの操作、レイヤーの考え方。

インターフェースの設計については場合によってはSEの範疇かもしれませんが、Webデザイナとしてもインターフェースへの考慮は必須になっていくでしょう。
(僕はデザインと設計は同義語だと考えています)

 

英語は話せますか?

英語を話せますか?と誰かに聞かれたとき、基本的に僕は「話せます」と答えています。

話せる英語は中学校で習うような基本的なものばかりですが、生活に困ることは無い程度には話せます。

ほとんどの場合、「相手に何を伝えれば良いか」だけ考れば、実際伝えるべき部分は簡単な英語で済むものです。

それはプログラミングの場合、設計に当たります。

jQueryで自分が意図する動作を作り出すには、どのように書いたら良いか、少し考えてみてください。

場合によっては(というよりはほとんどの場合)、インターネット上にヒント(または答え)が転がっていますが、あえて見ないで考えてみてください。

それが実現出来たら、プログラミングの設計から構築まで一人の力で出来る、と言って良いと思いますし、Webデザイナとしてのスキルに一つのエッセンスを加えることが出来るのではないでしょうか。

Comments are closed.